レベル0:落書き帳


by katou_chi
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最近テニスの調子がよい。

社会人テニスサークルで定期的にやってるんやけど、
そこで、ちょっと物足りないのは、練習や試合での緊張感。

学生時代は、練習での試合でも、絶対勝つでー、と思ってやってた。
そう思ってやらないと、良いプレーもできないし、やってても楽しくない。

と思うのだが、最近は、よく、『加藤って負けず嫌いやなー』と言われる。
まぁそういう面もあるけど、どちらかというと、『敢えてそうしてる』、って感じ。

で、ぼんやりと考えてたのは、
『テニスでポイントを取れる、というのはどういう要素に分解できるのかな』 ということ。
理屈っぽく書いてみます。参考になるかなー?

=====

簡単に式にすると、

【ポイントを取る力】 =  【①スキル】 × 【②ショット選択】 × 【③執行能力】


【①スキル】 = 練習でできることの範囲。
自分が(ある程度以上の確度をもって)打てるショットのレパートリー。

【②ショット選択】 = その場に応じて如何にポイントにつながりやすいショットを選択するか。
これの要件を分解すると、

a-d, 事前準備:

a. 試合状況を把握している: 試合の状況、セットの中、ゲームの中の状況、流れ、太陽の位置、風、などを把握している。これはポイント間などで冷静ならば可能。

b. 相手の状況を把握している: 相手の傾向、弱点、について研究、試合の中でそれまでに把握できていること。前衛はバックボレーが苦手、スマッシュ弱い、など。これも冷静に情報を蓄積しておくのは難しくない。

c. 自分の状況を把握している: 自分の調子。ショットの入りやすさ、体力、など

d. a-cを総合して、ショットの選択肢と、その後のポイントの展開を何パターンか考えておくこと。僕は大体3パターンくらい、意識してた気がする

e. 相手がボールを打った後の瞬間での状況を把握している: 相手のポジション、自分やパートナーのポジション、ボールの回転、勢い。これは多少の経験、目の付け所の訓練が必要。

f. eを元に、d の中から最適な選択肢を選ぶ


この中で、自分が弱い、と思うところを意識的に強化してください (誰に言ってるのか)。
a-cができてない人は論外。
d. は出来てない人が多い気がする。1パターンしか考えてない、とかも不十分。
e. は、一部しか見れてない人がほとんどでしょう。例えば、相手がポーチしようとしてるかどうか、なんかは、人によって察知できる力に結構差がある気がする。
f はa-eができていれば普通に出来るはずだけど、それでも間違った選択をしてしまう場面も結構ある。如何にそこで選び損ねないか。


【③執行能力】 = ②で選んだショットを思ったように打てること。

これは精神力とか練習量とかに比例しそう。

当然、②でできないショットを選択してると、これも下がるが、それはどっちかと言うと②でリスクの高いショットを選んでることのミス。
ここで見てるのは、普段練習で打って入る確率と、試合で打って入る確率の歩留まり。

これが90%なのと、60%なのでは全然違う。
プロはこれが98%くらいなのでは、と思う。

========

僕がテニスでぐっと上達した、と感じた、大学3、4年生あたりでは、
【③執行能力】がぐっと上がった気がする。
それまでは、どこにどう打つのが一番適しているかは分かっていたが、
精神力の弱さ故にミスをしていた。

それが改善されて、思ったようなショットを打てるようになった。
【③執行能力】が高いショットの幅が増えてくると、選択できるショットの幅も広がるから、
②のショット選択もラクになる。

こうして、スキル自体には大きな変化はなかったけど、勝負強くなった、と思っている。

最近のテニス仲間が物足りないのは、
①スキルは自分より高い人が多く、申し分ないんだけど、
②と③が十分に意識されているように見られなくて、結果、試合でボロが出て、弱い。
というところかな。

テニスがうまいじいちゃんとかは、②と③が異様に高いんだろうな。
大原の黒仙人とか、思ったようにポイントをコントロールしてるもんな。


以上、現状分析、終わり。


これから、これを横展開して、とりあえず他のスポーツに、
あとは別の領域に、たとえば女の子を落とす能力、とかに、展開すべきなんだろうが、
まだ考えてません。

とりあえず、ゴルフにおいては、ショット選択にはいくらでも時間がかけられるので、
当然、①と③に依るところ多くなる。
僕はまだまだ①を伸ばしているところだけど、コースデビュー後は、如何に③を上げるコツを掴むか、だろうか。
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# by katou_chi | 2009-08-10 10:55 | テニス、やるほう

気になる人

最近気になってきていること。

内田樹が本で書いていたことより。。
この人は、自分が 「なんとなーく」 感じてたり、気になっていることを、
結晶化させてクリアに書いてくれる。ありがたいことだ。
少なくとも自分にとってはそう。

そういえば、村上春樹も、「多数の読者に既視感を生じさせることができる」 ところがスゴイ、
みたいなことを読んだ気がする。

はい、内田樹だった。

『文化資本の偏在』について

=========
「東大生の一方には、幼少時から豊かな文化資本を享受してきた階層の子どもたちがいる。芸術作品についての鑑識眼が備わっているとか、ニューヨークとパリにセカンドハウスがあるとか・・・(略)・・・一方に、ひたすら塾通いで受験勉強だけしてきて成績以外にはさしたる取り柄のない大多数の学生たちがいる。この二集団の間に歴然とした「文化的な壁」が構築されつつあり、それが彼らの間のコミュニケーションを阻害している・・・」

「・・・『文化資本の差』による『二極分解』である。
『文化資本』が作る境界線と、『年収』が作る境界線とでは、『壁』の高さも厚さも桁が違う。年収は本人の努力でいくらでも変わりうるければ、子ども頃から浴びてきた文化資本の差は、二十歳すぎてからは埋めることが絶望的に困難だからである。しかし、そのような『成人して以後はキャッチアップ不能の指標に基づく階層差』がいま生まれつつある・・・」

「『文化資本』には、『家庭』において獲得された趣味や教養やマナーと、『学校』において学習して獲得された知識、技能、感性の二種類がある。
家の書斎にあった万巻の書物を読破したとか、毎週家族で弦楽四重奏を楽しんだので絶対音感になってしまったとか、家にしょっちゅう外国から友人が来るので英語フランス語スワヒリ語などを幼児期から聞き覚えてしまったとか、・・・(略)・・・というのは前者である。
気がついたら『身についてしまっていた』という意味で、これは『身体化された文化資本』と呼ばれる・・・」

「・・・後天的な努力によっても文化資本は獲得される。
学歴、資格、人脈、信用のようなものがそれに当たる。・・・(略)・・・」

「例えば、自分の子どもを『生まれつきの文化貴族』にしようと必死になって英才教育を施そうとする人々はあらわに『ビンボくさい』。子どもをインターナショナル・スクールに通わせてバイリンガルに育て上げようとしたり、分刻みスケジュールでバレエや日舞やピアノや武道を習わせる親たちは、『文化資本を金で買う』という発想そのものが当の子どもたちの文化資本の身体化を妨害しているということに気づいていない。
そういうことをする親たちの目に、文化資本は新しい種類の『貨幣』として映っている。彼らは単に『古い貨幣』(金)で『新しい貨幣』(文化資本)を買おうとしているだけである・・・
・・・文化資本を手にして社会階層を上昇しようという動機づけそのものが、彼が触れるものすべてを『非文化的なもの』に変質させてしまう・・・『文化資本を獲得するために努力する』というみぶりそのものが、文化資本の偏在によって階層化された社会では、『文化的貴族』へのドアを閉じてしまうのである。
ひどい話だ。
『努力したら負け』というのが、このゲームのルールなのだから。
『努力しないで、はじめから勝っている人が「総取り」する』というのが文化資本主義社会の原理である」
=========

このあとも面白いんだけど、たぶん既にここまで読んだ人がいないだろうから、やめとく。

ちなみに、自分は、
『家庭』において獲得された趣味や教養やマナーである『身体化された文化資本』
とは「縁がない」方の階層である。
たまに勘違いされるのだけど、自分が育ってきた家庭、地域、環境、すべてが間違いなくそっちを指している。

そして、後天的に文化資本の一部(学歴とかね)を持ちつつあり、それを増やさないといけないのかなぁ、と思っている。

そこで、上の階層にあたる 『身体化された文化資本』 を持つ人を目の当たりにして、実際に埋められない壁を感じたり、
自分よりも文化資本が低い人を見て、『恥ずべき自画像』として見下す感情が生まれたりする。

さて、そのように、「自分には教養がない」 ということに気づいてしまった自分はどうすればいいのか?と。
どうすることもできない、というのが、上の話から導かれる気がするけど。

教養のある人に出くわし、
『あー、自分はこういうところで教養がないのかー』 と気づくことで、
『教養とは何か』 を知ってゆき、
知るが故に、それがないことで自分を蔑む、
という循環を続けるんでしょうね。

「そういうこと」にすら気づかなかった層から、
「そういうことに気づくけど、どうしようもない」中間層に来てしまった、ということですかね。

so what?

特にないけど、
社会人になる頃からぼんやりと感じていた
『育ち』 とか 『階層』 に対する説明できない「違和感」を、
『自分はそういうところにいるのか!』
と気づかせてくれた内田センセイはスゴイ、ということです。

そうね、あとは、こういう力、
『世の中にたくさんの人がぼんやりと思っていたりすること』 を洞察し、
『そうか!』 と分かる形にして発信する力、

こういうことが出来るのは、ほんとに素晴らしい能力で、
世の中の人に対してすさまじい価値を提供していると思う。
もっとこういう人の話が世間に広く行き渡ることが必要なのではないか、
と思う今日この頃。
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# by katou_chi | 2009-07-18 10:58 |

帰国しますー

というわけで、
ドイツ転勤も終了です。

楽しかった海外生活も、とりあえず終わり。
来週日本に帰国、東京で家探しです。

収穫はほんとにたくさん、学んだことや凹んだことがいっぱい。


海外でもやっていける自信 と 自分という人間のショボさや日本のヤバさへの危機感

選択肢が何百倍にも広がった希望 と 何を目指すか決められない迷い

将来も海外に住みたい願望 と 最終的には日本に貢献したい意思


発見や学びはどれも葛藤交じりですが、
葛藤を経て成熟する、というのも真実だと思うので、
両極端な想いを中間点で妥協させるのではなく、
どちらも自分の中で最大まで育てられればと考えています。

日本に帰ること自体も、めちゃくちゃ楽しみでありめちゃくちゃ不安。
これから1年ちょい、日本でいろいろと頑張りますー
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# by katou_chi | 2009-03-19 19:47 | 近況など雑記
Slumdog Millionaire

「よくできた映画」、というのが一緒に見た人の感想。
確かに、ストーリーは面白かった。

それとは別に、僕は、インドの匂いとか空気を思い出して、はぁ~こんな感じだったなー、って、
思い出に浸ってた。

そして、

日々を必死に生きる、とか、
パッションを持って生きる、とか、
運命を信じて自ら実現する、とか、

生き方、学べよ、という感じで、自分に跳ね返ってくる。


カリオストロの城、
気持ちいい男たち
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# by katou_chi | 2009-02-16 19:55 | 近況など雑記

竹内結子

ドイツでアイスホッケー日本代表を応援してきました。
オリンピック最終予選、日本-スロベニア戦

ホッケー好きの先輩に連れて行ってもらい、ハノーバーへ3時間

その前の試合でドイツに1-7で負けてるし、まぁあまり期待していくのはどうかな、といった雰囲気。
会場は、日本からの応援団10人ほどのコーナーと、おっかけの方一人と、あと我々日本人グループ、今回は家族含めて11人。
あとは、日本戦の後のドイツの試合を見に早くから来たホッケーファンらしき人たちで、5分弱の入りかな。

さて試合が始まると、我々、アイスホッケー経験者2人を除くと、生で見たこともなくしたこともなく、かろうじてドラマ「プライド」はメイビー見てたかも、という初心者軍団ですが、、、

「いけー」 「やれー」 「つぶせー」 「はこ行きじゃー」 (箱=ペナルティボックスの事) 「ぼけー」 
同僚曰く、「藤井寺球場のおっさん」ばりの応援で、
ゴールに切り込めば腰を浮かし、決まれば抱き合って大はしゃぎ。
熱い。

しかも、日本人は僕らを除けば10人ほどの応援団くらいしか団体がいなかったから、目立つ。声が選手に届いてる気がする。
熱い。

試合は割と劣勢な展開 0-1、 0-2、 1-2、 2-2、 2-3、 2-4、 3-4、 そして終了間際に 4-4 で同点!
延長でも決着つかず、ゲームウィニングショット(PK戦のようなもの)で、劇的勝利!!!

予想以上の熱いゲームに、熱い幕切れで、最高やった!
残念ながら五輪出場はならなかったが、
あのゲームを見れて、応援できて、最高に楽しかった。

何が最高って、最初は興味なさそうに見ていた、おそらく次のドイツの試合のために来ていた人たちが、だんだん日本の応援になり、
「日本ちゃちゃちゃ」とかを一緒にやってくれたこと。
これは僕らの熱烈な応援に巻き込まれたものだ、と思いたい。

選手の顔も何も知らずにいったけど、とりあえず、
河合選手、さいこー、いい感じすぎる。
きっと知る人ぞ知る人気者ですね、彼は。

翌日も熱気冷めやらず、地元でアイススケートをした。

そして、プライドを見る。竹内結子のかわいさにたまげる。

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# by katou_chi | 2009-02-16 19:12